
今はスクールに通っているんだけど、
うまくなるためにサークルにも行った方がいいかな?

そうじゃな。
目的にもよるが試合で勝ちたいならサークルにも参加した方が良いぞ。

やっぱりそうなんだね。
それぞれどんな違いがあるの?

それじゃあ今回はスクールとサークルのメリット・デメリットを紹介していくぞ。
今後の参考にしてみてくれ。
現在スクールに通われている方、サークルに参加されている方様々かと思いますが、スクールに通われていて試合に出られている方はなかなかポイントが取れず悩んでいないでしょうか?
それはレッスン病と呼ばれるものかもしれません。
スクールにはスクールの良いところがありますが、そうでない部分もあります。
この記事ではスクールとサークルのメリット・デメリットをそれぞれ考えていきます。
~この記事でわかること~~
☆スクールのメリット・デメリット
☆サークルのメリット・デメリット
☆それぞれの選ぶ基準
この記事を読めばあなたに今大切なのはスクールなのかサークルなのかがわかります。
是非最後までお付き合いくださいね。
テニススクールのメリット・デメリットを考察


それではまずスクールのメリット・デメリットに関して考えていくぞ。
メリット

☆上達するための指導をしてもらえる
☆基礎練習ができる
☆目的に沿ったレッスンが受けられる
☆ほかに参加者がいなくてもコーチとテニスができる。
上達するための指導をしてもらえる
スクールの一番のメリットはコーチがアドバイスをしてくれる点でしょう。
【自分の足りないものは何なのか】、【なぜミスをしてしまうのか】、【どうすればより良くなるのか】など的確にアドバイスをくれます。
毎週行われるレッスンでどうにかしてあなたに上達してもらおうと試行錯誤を繰り返しています。
上達のコツはこのアドバイスを素直に何度か試してみることです。
コーチは経験と知識からあなたにあったアドバイスをしてくれています。
合っているかどうかは何度か試してみてみないとわかりませんので、是非トライしてみましょう!
自分はできているつもりでも、客観的にみればできていないことがほとんどです。
上達には素直さが大切ですよ!

アドバイスも合わなかったらやめればいいだけだから、変わろうとしてもいいよね!
合わなければそのアドバイスが合わないこともフィードバックしてあげよう。
基礎練習ができる
スクールの基本的な練習内容は下記が多いです。
1:手出しボールでのウォーミングアップ
2:ラケット出しでのウォーミングアップ
3:ラリー
4:形式練習
5:ゲーム
球出しの簡単なボールで体の動かし方やショットの感覚という基礎を練習することができます。
また、この時にその日のレッスン内容であるショットをじっくり練習することができます。
ロブを上げる感覚やトップスピン・スライスをかける感覚、深さ・高さのコントロールといった具合です。
簡単なボールでできるようになってからラリーに移行していけるのはスクールの特徴ですね。
目的に沿ったレッスンが受けられる
レッスンにはほとんどの場合に目的があります。
~例え~
・ボレーのコントロール
・ハイボレーでポイントを取る
・サービスダッシュ
・リターンダッシュなど
スクールによってはすでにカリキュラムを組まれているところもありますので、その時のレッスンが目的に合っているかを確認することもできます。
自分が不得意なショットであれば苦手克服につながるかもしれませんし、得意なショットであればさらに良くなるためにコーチにアドバイスを求めてもいいかもしれません。
なんとなく練習するのではなく、目的を持って練習に取り組むことができるので、上達が早くなります。
ほかに参加者がいなくてもコーチとテニスができる。
サークルにはスクールのメリットで他の参加者がいなくても、コーチが必ずいるのでテニスをすることが可能です。
その時はプライベートレッスンを受けることができますので、かなりお得ですね!
また、インドアスクールを選べば雨や風に悩まされることもなく、快適にプレーすることができます。
スクールによっては冷暖房設備やシャワー、ロッカー等もあるのでとても便利です。
デメリット

☆自分のやりたい練習ができない
☆つなぐことが目的になりがち
☆費用が大きくかかる
自分のやりたい練習ができない
スクールは基本的にカリキュラムが組まれていることがほとんどです。
・1週目:ストローク
・2週目:ボレー
・3週目:サーブ
・4週目:形式練習
・
・
スクールによってカリキュラムが組まれており、1期単位で設定されている場合が多いです。
カリキュラムを組まれている以上はコーチはそれに従いそのテーマに沿ったレッスンを行います。
自分はボレーの練習がしたいのにストローク練習となると物足りないところは出てくるかもしれません。
つなぐことが目的になりがち
私はレッスン病と呼んでいるのですが、レッスンに通っている多くの生徒さんが草トーナメントに出場した場合試合にかつことができません。
レッスンの形式練習では、様々なパターン練習をするのですが、ラリーが早く途切れてしまうと盛り上がらないので、つなげようとしてしまいます。
このつなげようという日頃の練習の意識が、試合でも出てしまい相手の居てるところばかりに打ってしまいます。
そうすると決めることができないので、当然勝つことが難しいですよね。
ポイントを取るための練習という意識が薄いので仕方ないかもしれませんが、草トーナメントや市民大会に出場される方は注意が必要です。
費用が大きくかかる
この点はスクールに通っているので仕方がない点かもしれませんが、費用というとこは気にしておいた方が良いですね。
全国の代表的なテニススクールの月会費は以下の通りです。
スクール | 入会金 | 月会費 | レッスン時間 | 1レッスンあたり |
---|---|---|---|---|
春野インドアテニスステージ | 6,600円 | 15,400円 | 90分 | 3,850円 |
トップインドアステージ亀戸 | 6,000円 | 13,048円 | 90分 | 3,262円 |
ニッケテニスドーム一宮 | 5,500円 | 12,430円〜 | 85分 | 3,107円 |
テニスクラブ コ・ス・パ 神崎川 | – | 11,400円〜 | 90分 | 2,850円 |
テニススクール・ノア HAT神戸校 | 6,600円 | 13,200円〜 | 85分 | 3,300円 |
スポーツクラブ ルネサンス福岡香椎 | 3,300円 | 12,100円〜 | 80分 | 3,025円 |
とても環境がいいのが特徴のテニススクールですが、月会費の費用と1レッスンあたりの単価を考えると割高にも思えてしまいます。
この1レッスンあたりの費用にあったサービスを受けれているのかは気にした方が良いのかもしれませんね。
おすすめのスクールの選び方
それではおススメのスクールの選び方を紹介します。
☆コーチが親身になってアドバイスをくれるのか
☆同じレッスンを受ける生徒のレベル
スクールに行く目的が【運動不足解消】、【人の輪を広げたい】等であれば価格や立地を気にしたほうが良いかと思いますが、上達が目的であれば先ほどあげたポイントに注目しましょう。
コーチによってはとにかく生徒に球数を打ってアドバイスはあまりしないような、レッスンをこなすだけの方もいます。
このようなコーチではレッスン費用にあったサービスを受けにくいので、避ける方が良いでしょう。
担当している生徒一人ひとりに親身になってアドバイスをくれるコーチなのかを見極める目は大切です。
また、同じレッスンを受ける生徒のレベルもしっかりと気にするようにしましょう!
どれだけコーチの質が良くても、コーチとラリーができるのはレッスン中に数分しかありません。
ラリーや形式では時間を他の生徒さんと打っていることがほとんどです。
そこで相手がはやくミスをしてあまりラリーが続かなかったりすると練習にはなりませんよね。
それだと練習にもならないので、注意が必要ですよ!
テニスサークルのメリット・デメリットを考察


次にサークルのメリット・デメリットを考えていくぞ。
メリット

☆試合経験がたくさん積める
☆費用が安い
試合経験がたくさん積める
テニスサークルはスクールとは違いあまり手出しからの練習等は少なく、ラリーでのウォーミングアップを行い、その後試合をするというのが一般的です。
試合の進行の仕方は4ゲーム先取や4ゲームのみや1セット等様々です。
人数や練習時間によるところがありますが、スクールに比べ多くの実践練習が可能です。
試合の中で練習の成果を発揮する必要あるので、実践練習が少なければ本番の試合でも発揮することは難しいですよね。
その点ではサークルへ参加するメリットは大きいかと思います。
ちなみに私が参加しているサークルでは4時間の枠をいつも取っており、1セットマッチを4-5試合/1日ほどするので、かなり実践練習を積むことが出来ます。
費用が安い
サークルはスクールに比べ1回の参加費用が少ないのもメリットとしてあげられるでしょう。
・スクール:1レッスンあたり3,000円~4,000円/80-90分
・サークル:1回1,000円~1,500円/2-4時間
比較してみるとサークルでの参加費用がかなり安いです。
基本はアウトドアでの練習のため、風が強かったり、雨が降ったり、暑い・寒い等の気候の影響を受けますが、それは本番での試合でも同じことですよね。
サークルに参加するメリットは費用面でも十分に価値があります。
デメリット

☆同じ人との試合ばかりになり、マンネリしやすい
☆サークルに入るまでが大変
同じ人との試合ばかりになり、マンネリしやすい
これはスクールにも言えることですが、基本的には同じ人とばかりの練習になるのでマンネリは避けられません。
同じ人と試合しているとボールの速さやプレーになれてきて、ミスが少なくなってきますよね。
テニスで上達するためには様々な人のボールを受けて対応力を磨くことが上達の近道です。
プレーヤーにはフラット系のショットを打つ人がいれば、スピン系のショットを打つ人もいますし、ストローカーやネットプレーヤーと様々です。
試合ではどのようなプレースタイルの人と対戦するかわかりませんので、たくさんの人と練習をして対応力を身に着けることが大切です。
スクールをたくさん行くことは金銭的に大変ですが、サークルだと時間があれば可能ですので、一つのサークルに収まらず多くの人とプレーするようにしてくださいね!
サークルに入るまでが大変
サークルはスクールと違い入るまでが大変です。
もともと仲間内で作成したサークルがほとんどなので、その仲間に入れてもらう必要があります。
何度か参加し、テニスのレベルとサークルとの相性やメンバーとの相性を見極められます。
テニスがどれだけうまくても自己中心的なプレーをしていたり、相手を思いやることのできない発言をしているとメンバーに入れてもらうことは難しいでしょう。
選考基準はサークルによってまちまちで、数回参加すればメンバーに入れてもらえるようなところもありますので、参加希望の場合は主催者へ相談してみると良いですよ。

確かにサークルはレベルも見られるだろうから緊張するね。

それでもサークルで得られるものは多いからどんどん参加してみると良いぞ。
サークルの選び方と探し方を紹介!
サークルの参加を決める基準に関してですが、レベルアップが目的であれば自分のレベルがサークル内で真ん中か真ん中より少し下ぐらいのレベルを選ぶことがおすすめです。
サークル内の一番下ぐらいのレベルですと参加させてもらうことが難しいでしょうし、
一番上手いと参加しやすいでしょうが、自分より上手い相手があまりいません。
テニスで手っ取り早く上達するためには自分より上手い人とプレーすることが一番です!
自分より上手い人とプレーすることで必死に食らいつくために必然とレベルを上げざるを得ません。
そうすると自分はただ一生懸命プレーしているだけなのに、どんどんレベルが上がっていきます。
なので、サークルを選ぶ時の基準は自分のプレーレベルがサークル内でどのあたりの位置なのかを確認すると良いですよ!
次にサークルを探す時ですが、良く使われているのは下記のコニュニティーサイトです。
☆テニス365
http://amigo.tennis365.net/
☆テニスオフ
https://www.tennisoff.net/pref/26
☆テニスベア
https://www.tennisbear.net/
全国各地でサークルメンバーの募集や練習メンバーの募集をしておりますので、都合の合うサークルがあれば一度参加してみはいかがでしょうか?
まとめ:スクールとサークルのメリット・デメリットを知ろう!

今日紹介したことをまとめていくぞ。
☆テニススクールのメリット・デメリットを考察
●メリット
上達するための指導をしてもらえる
基礎練習ができる
目的に沿ったレッスンが受けられる
ほかに参加者がいなくてもコーチとテニスができる。
●デメリット
自分のやりたい練習ができない
つなぐことが目的になりがち
費用が大きくかかる
おすすめのスクールの選び方
☆テニスサークルのメリット・デメリットを考察
●メリット
試合経験がたくさん積める
費用が安い
●デメリット
同じ人との試合ばかりになり、マンネリしやすい
サークルに入るまでが大変
サークルの選び方と探し方を紹介!
テニススクールとテニスサークルにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
自分の目的にあった選択をすることが一番ですが、大会で勝つことが目標であれば
スクールで上級になるまではスクールとサークルを併用して使用し、上級レベルで相手がいなくなれば、サークルを一本に絞ってもいいと思います。
サークルへの参加検討目安は試合のルールをある程度理解し、ストロークやボレーを5回、6回つなぐことができれば十分参加可能です。
スクールのレベルでいうところの初中級~中級ぐらいでしょうか。
試合に勝ちたい、強くなりたいという思いがあるのであれば、レベルに合わせてサークルを渡り歩いていく方がいいでしょう。
仲間内でワイワイテニスするのも楽しいので、サークルを渡り歩くのはさみしい部分もありますが・・。
あなたの目的にあった小さなの目標をクリアできるように選択してくださいね!

自分の目的合った選び方をすることが大切なんだね。

それぞれいいところがあるから、目的によって使い分けると良いぞ。
選ぶときの基準は是非参考にしてくれ!
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