プロフィール
ゆんたま
yuntama

現役週末プレーヤー・元テニスコーチ(コーチ歴10年)
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高校からテニスを始め、4年目でテニスコーチのアルバイトを始めました。
自分自身で試行錯誤しながら自分で上達するために工夫してきました。
自分が上達したノウハウを少しでもお伝えできればと記事を書いています。
市民大会にも出場しており、勝つためにのメンタルや技術、戦術を惜しみなくお伝えしていきます。

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【テニス】平行陣の知っておきたい3つの落とし穴!

アイキャッチ画像 戦術

ダブルスは平行陣を方が有利と思っている方が多いと思います。

平行陣の主なメリットとしてこちらがあげられます。

ネットに近いので打てる角度が広い(ストレート~アングル)

相手の打つ時間を奪うことができる

「ストロークが浮けばボレーで決められる」と相手にプレッシャーをかけることができる

ポイントが取りやすくなるから平行陣を組むべきだ!と思うかもしれませんが、必ずしもいいことばかりではありません。

平行陣を組むうえで落とし穴も存在します。

今回はその落とし穴について3つ紹介していきます。

3つの落とし穴に落ちないように注意して、平行陣のメリットを教授できるようになりましょう!

ネットに移動する間は陣形を崩している

ベースラインからサービスラインに移動しているときは陣形が崩れてしまっているということを覚えておきましょう!

平行陣陣形の崩れ

前に詰めているときに黄色のオープンスペースに打たれてしまうとどうでしょうか?

雁行陣でしたらチェンジをすれば済みますが、平行陣だと後衛は前に進んでおり、前衛はポーチに備えています。

前衛が取れない場合は後衛がカバーに入らないといけないので、出るタイミングを間違えればオープンスペースに打たれてしまいピンチになります。

そのため、サーブ&ボレーするならサーブで優位に立てるぐらいの威力がほしいところですし、ラリーから出るなら浅いボールが返ってきたタイミングで出るようにしましょう!

それでもロブを警戒する必要があるので、ファーストボレーばかりに気を取られてロブケアを怠らないようにしましょう!

ポジションを間違えるとオープンスペースが広くなる

平行陣はポジショニングがとても重要な陣形です。

平行陣を組むうえでやってはいけない陣形はこの2点です。

●二人ともがネットに近づいてしまう

●二人が横並びになってしまう

平行陣 べた詰め
平行陣 横並び

平行陣はお互いがポジションについて理解していないとピンチを招きやすい陣形です。

ペアの方と形式練習をしてお互いの守備範囲と動きに関して理解し合うようにしましょう!

スマッシュ力がないとピンチを招く

平行陣が強いペアは相手にロブを上げさせることに注力をし、スマッシュで決めるイメージを持っています。

しかし、一般プレーヤーはこのスマッシュの技術が足りていない方が多いように感じます。

スマッシュが得意ではないのに平行陣を組んでしまうと、相手は打つことをやめてロブばかり上げてくるでしょう!

そのため平行陣を組みたいと考えているならスマッシュ練習は集中して行った方が良いです。

スマッシュ力があるとポイント取得率がグーンと上がりますし、相手にロブを上げたらやられるとプレッシャーをかけることもできます。

練習ではあまりスマッシュ練習をする機会も少ないかもしれませんが、意識的に取り組むようにしましょうね!

もしスマッシュが苦手な方はポイントこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。

まとめ:平行陣の落とし穴には注意しよう!

それでは今回紹介した平行陣の落とし穴についてまとめいきますね!

  1. ネットに移動する間は陣形を崩している
  2. ポジションを間違えるとオープンスペースが広くなる
  3. スマッシュ力がないとピンチを招く

平行陣はポイントを取りやすく有利な陣形には間違いありません。

しかし、落とし穴があることも注意しておかなければなりません。

ここをクリアできるかどうかで平行陣を組んだときの優劣が変わってきます。

いきなり試合で意識することは難しいので、形式練習やマッチ練で注意しながら平行陣を組む練習をしてみてくださいね!

また、サーブ&ボレーをして平行陣を組んでいきたい方はサーブ&ボレーのコツも紹介しております。

こちらもよければ参考にしてみてくださいね!

この記事があなたのテニスライフのお役に立てれば幸いです。

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