師匠!前の大会で格下と思う人に負けてしまって・・かなり悔しいよ!
それは辛いのぉ。負けた原因はわかるのか?
試合中に体が動かなくなってきて、全然集中できていなかったんだ。
何をやってもダメだったよ。
それは試合中にパフォーマンスが低下しておるな。
体の調子を上げるようにせにゃいかん!
体の調子が悪いっていうけど、そんなの上げれるの?
体の調子が悪い原因は主に栄養不足や睡眠不足、乳酸が溜まって筋肉が疲れているのが考えられるぞ!
疲れが出ているとパフォーマンスが下がるから、試合前に自分で体を整えてやる必要がある!
今回は体の調子を上げるためのコツを教えるからしっかりと聞くのじゃぞ!
皆さんもテニ太のように体の調子が悪く、試合で実力を発揮できなかったことがあるのではないでしょうか?
疲れが溜まっていると、体が思うように動きませんし、集中力も上がりませんよね。
そこで今回の記事ではベストパフォーマンスが出せるコツを紹介していきます。
☆なぜパフォーマンスがさがってしまうのか。
☆試合中にパフォーマンスを維持するコツ。
☆試合前の必須ケア方法。
ベストパフォーマンスが出せるようになれば、実力を発揮しコンスタントに勝ち上がりやすくなりますし、格上の選手にも勝てるかもしれません。
この記事を読んで、テニ太と一緒にベストパフォーマンスが出せるようにしていきましょう!
なぜ試合中にパフォーマンスが落ちるのか⁉
それではなぜ試合中にパフォーマンスが落ちるのか解説していくぞ。
☆乳酸の蓄積により筋肉の動きが悪くなっているから!
乳酸の蓄積とは?
乳酸は、激しい運動をした後に蓄積することから疲労物質とも呼ばれていました。
最近は、乳酸が作られる過程で発生する水素イオンなどの作用で、筋肉のpHバランスが酸性に傾くことが疲労の一因と考えられています。
引用元:厚生労働省:e-ヘルスネット
乳酸で動きが悪くなってしまうのは、乳酸が過剰に生成される過程で筋肉のpHバランスが崩れることによって筋肉がそれ以上動けなくなっていきます
しかし、乳酸自体は生成後、肝臓でグリコーゲンという糖に合成され、エネルギーとして再利用されるなど、悪いものではなくエネルギー源という側面があります。
血中乳酸濃度が上がるにつれてより筋肉の動きが悪くなってしまい、パフォーマンスがどんどん低下していきますので、この濃度上昇をなるべく抑える必要が出てきます。
これが筋疲労といわれるものに繋がっていきます。
せっかくたくさん練習してきたのに、パフォーマンスが悪くなって負けてしまうって、
とてももったいないよね。
試合中に筋肉が疲れる理由
☆試合中に摂取する栄養が足りていないから。
☆過度な力みによるオーバーパワー
☆睡眠不足等の準備不足
みな思い当たる節があるのはないだろうか?
これを機に再度自分を見直すのじゃ。
試合中に摂取する栄養が足りていないから。
テニスをしていると汗等で塩分やミネラルが不足していきます。
まさかとは思いますが、水しか飲まない方はいらっしゃらないですよね?
また、休憩中にあまり水分を取らない方も注意が必要です。
参考までにおすすめの試合中に摂取したい飲食物を紹介します。
☆水
☆スポーツドリンク
☆エネルギーゼリー
☆バナナ
運動中の糖質補給の目安としては、1時間あたり30~60gが最適です。
スポーツドリンク(500ml)の場合は1~2本ぐらい飲むのがおすすめです。
もし、スポーツドリンクが甘くて苦手という方はエネルギーゼリーやバナナで代用しても問題ありません。
また、バナナは糖質のほかにカリウムやマグネシウムも含んでいるので、汗が多い時は補給源として最適です。
バナナはテニス選手がコートチェンジの際に食べているのをよく見かけるよね!
また、プロの世界でよく食べられているのが、デーツという食べ物です。
この製品はアラブで主食的に使われており、イスラム教徒がラマダン(断食月)明けに最初に口にするものとして欠かせない食べ物です。
この製品は糖質はもちろん、カリウムやマグネシウムも豊富なので、試合中の補食に最適です。
車いすテニスの国枝慎吾さんも愛用しており、試合中に食べているそうです。
バナナは冷蔵しておかないと、試合中に腐る危険性がありますが、ドライフルーツだとその心配もなくなるので安心ですね。(高温や多湿にはご注意ください)
気になる方は一度試してみてくださいね。
過度な力みによるオーバーパワー
試合中に緊張してしまって必要以上に力んではいませんか??
肩が上がってしまったり、グリップを握りすぎて手が疲れてしまうという方は、
適度にリラックスをしている人よりも、筋肉が疲れやすくなります。
力んでしまっている人は下記を試してみてくださいね。
☆息を吐くor打つ時に声を出す
→打つ時に息を吐くことで、おなかに力が入るので、手や肩の力が抜けやすくなります。
力みやすい人は打つときに息を止めているケースが多いです。
そうすると肩や手に力が入りやすくなるので、必要以上に力んでしまいます。
☆ポイント間で軽くジャンプをする。
→力が入るのは上半身が多いです。そこで、力が入った上半身の力を下半身に流すイメージで軽く数回ジャンプしてみてください。上半身がリラックスし、ジャンプすることで足が動くので、一石二鳥ですよ!
☆ラリー中にグリップを握りっぱなしにしない。
→これは少し難しいですが、ラリー中、構えのときにプロがラケットを手の中で回したりしているのを見たことがないでしょうか?そうすることで、握りっぱなしを防ぐことが出来ます。
回すのが難しい方は、打った後の強く握っている利き手を軽くほどいてあげるだけでも、十分効果がありますよ!(そのときに利き手と反対側の手でしっかりラケットをささえてくださいね!)
テニスは何度もラリーをしないといけないから、ラリー中になるべく疲れないようにしないといけないよね。
テニスに限らず、ラケット競技は同じことが言えるから大切なことじゃぞ!
息を吐くことに関しては、すべての競技に共通して言えることじゃな!
睡眠不足等の準備不足
試合前にお酒を飲みすぎたり、夜遅くまで遊んでいて睡眠の質が悪くなったりはしてないでしょうか?
睡眠の質が悪いと、その日の疲れを取り除くことができないので、翌日にキャリーオーバーしてしまいます。
前日の疲れが残った状態から、その日の試合に臨んでも不利なことは火を見るよりも明らかです。
それは暴飲暴食をしたりも同じことですので、日頃の生活習慣は気を付けましょうね!
他の記事で睡眠に関することや、食事に関することを紹介していますので、是非参考にして取り組んでみてくださいね。
また、食事や睡眠も大事じゃが、日頃のセルフケアも大切じゃぞ。
セルフケアの方法も紹介しておるから、こっちも参考にするのじゃ。
しっかりと自己管理して試合でベストパフォーマンスを出しましょう!
パフォーマンス低下を防ぐ方法
いろいろ教えてもらったけど、実際に試合でパフォーマンスを落とさないためにはどうしたらいいの?
それは試合前には自分の疲労回復に努めることじゃ。
試合前からすでに疲れていては話にならんじゃろ?
試合中の栄養補給に関しては紹介したから、次は試合前の過ごし方を紹介するぞ。
テニスは草トーナメントや市民大会だと優勝するためには一日に何試合もこなさないといけません。
一日に何試合もすると、準決勝や決勝ではどうしても疲労が蓄積して、うまく体が動かなくなり、集中力も散漫になります。
試合を待っている間の疲労回復の方法に関して紹介します。
適切な栄養補給をして疲労回復しましょう!
何試合も続けているとどうしても栄養が枯渇していきます。
栄養補給をするために、スポーツドリンクをたくさん飲むのも大変だし、バナナやデーツを食べるのもお腹が空いていないとできません。
なので、そんな時はサプリメントを頼りましょう!
私が普段から愛用してるサプリメントをご紹介します。
カツサプという持久力系のスポーツに適した疲労回復に効果のあるサプリメントです。
主にマラソンランナーやトライアスロンで使用されていますが、テニスも同様にいくつも試合をしないといけないので、持久力がとても大切になります。
☆疲労物質と言われる乳酸をエネルギーにより転換してくれる。
☆筋肉をダメージから守ってくれる。
☆筋疲労による筋ケイレン(足がつること)を防いでくれる。
私自身、準決勝や決勝になると足がつってしまい、危険してしまうことも何度かありました・・・。
着圧のサポーターをつけて、少しでも筋疲労を軽減しようとしていましたが、それでもあまり効果がなく。
そこでこのサプリメントを試してみたところ、決勝まで元気に動けたのです!
毎試合後に飲む必要はないと思いますが、最大5試合あるうちの、2試合~3試合を過ぎたあたりで
一粒飲めば十分効果を感じることができました。
これは野球のピッチャーやサッカー、バスケ、ラグビー等をしている方にも効果があるので、是非試してみてくださいね。
まさかとは思うが、私は決勝までいくことがないから関係ないとは思っておらんか?
それは勝つ気がないのと同じじゃ!
試合に出るのは勝って優勝するために出場しているのじゃから、準備はしっかりしておこうな!
適切なストレッチをして疲労回復しましょう!
栄養補給して疲労回復することも大切ですが、ストレッチもしっかりと行いましょう!
外でもできる簡単ストレッチとしてこちらをやってみてください。
足上げand腕上げストレッチ
地面に寝転がった状態で、壁や台に足を乗せ心臓より高くしましょう!
脚を高く上げることにより、重力を利用して血液の流れをスムーズになります。
血流が良くなることで、血液と一緒に溜まった乳酸などの疲労物質も流され、疲労感の軽減が期待できます。
また、血流がスムーズになることで、回復に必要な栄養素が速やかに体内を循環する効果もありますよ。
この足上げの要領で腕も同じように行いましょう!
足をあげているときに、バタバタと動かしてあげるとより効果が期待できます。
まとめ:パフォーマンスを保って勝利を掴もう!
今回紹介した内容をまとめるぞ!
☆なぜ試合中にパフォーマンスが落ちるのか⁉
→乳酸の蓄積とは?
☆試合中に筋肉が疲れる理由
→試合中に摂取する栄養が足りていないから。
→過度な力みによるオーバーパワー
→睡眠不足等の準備不足
☆パフォーマンス低下を防ぐ方法
→適切な栄養補給をして疲労回復しましょう!
→適切なストレッチをして疲労回復しましょう!
試合でパフォーマンスを発揮するには準備がとても大切です。
前日の睡眠であったり、食事であったり、当日の栄養補給のための飲食物であったりとやることがたくさんあります。
また、試合前のケアもとても大切です。
スポーツには勝ち負けが必ずありますが、その要因は技術面だけでは決まりません。
技術がどれだけあってもそれを発揮できる体でなければ、自分より格下と思う人にも負けてしまうことがあります。
技術力 (最大値50) | 体の調子 (最大値50) | 総合力 (最大値100) | |
Aさん | 40 | 20 | 60 |
Bさん | 20 | 50 | 70 |
技術力ではAさんの方が上ですが、体の調子が良くないため、総合力ではBさんに劣り負けてしまいます。
体の調子次第で、自分よりうまい方に勝つこともできますので、しっかりと準備して試合に臨みましょうね!
勝負に勝つためには準備がとても大切なんだね!練習で技術を磨くことも大切だけど、試合で実力を発揮できるよう準備も怠らないようにするよ!
その調子でどんどん試合に挑戦してレベルアップしていくんじゃぞ!
もしかしたら、この記事を読んでおる中には自分はもう40だからとか50だからとか年齢を気にしている人もおるかもせん!
じゃが、人生で今が一番若いんじゃから始めるのに遅いはないぞ!
これからの人生、老化ではなく、一緒に進化しつづけようぞ!
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