プロフィール
ゆんたま
yuntama

現役週末プレーヤー・元テニスコーチ(コーチ歴10年)
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高校からテニスを始め、4年目でテニスコーチのアルバイトを始めました。
自分自身で試行錯誤しながら自分で上達するために工夫してきました。
自分が上達したノウハウを少しでもお伝えできればと記事を書いています。
市民大会にも出場しており、勝つためにのメンタルや技術、戦術を惜しみなくお伝えしていきます。

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テニスのサーブ&ボレーのコツと注意点!

アイキャッチ画像 基本技術の習得

サーブ&ボレーがうまくできない

サーブ&ボレーのコツを知りたい

ダブルスをしていると強い人ってサーブ&ボレーでどんどんプレッシャーをかけてきますよね。

そんなプレーをしたくてもサーブ&ボレーがうまくできない方いると思います。

そんな方のために元コーチの私がたくさんの生徒へアドバイスをしてきた経験とプレーしている中で感じたコツと注意点をお伝えしていきます。

サーブ&ボレーはボレーの基礎さえできていれば誰でもできるショットですし、全員にやってほしいとも思っています。

サーブ&ボレーはダブルスで勝つための重要なファクターを占めています。

コツと注意点を理解し練習で実践することで必ず上達しますので是非トライしましょう!

サーブ&ボレーの優位性

メリット

ダブルスではいかに早く平行陣を作るかがとても大切です。

平行陣を組むことで相手にプレッシャーをかけることができますし、ストロークよりもボレーの方がポイントを取りやすいです。

その中で一番平行陣を組みやすいタイミングがサービスダッシュです。

サーブは基本的に有利な状況から始めることが出来ますので、ファーストボレーが楽になりやすいです。

また、サービスダッシュをすることで相手リターンへのプレッシャーもかけることができます。

中途半端に浮いてしまうとハイボレーやスマッシュで攻められる危険性があるので、足元に沈めようとしていきます。

そうするとネットの低いところと通さないといけないので、ミスする確率が高くなります。

自分が平行陣を組みやすくなる+相手にプレッシャーをかけてリターンミスを誘えるので積極的に活用していきましょう!

また、この記事ではボレーのテクニックに関して詳しくは紹介しませんので、基礎テクニックを確認したい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

サーブ&ボレーを成功させるコツ

記事のポイント

それではサーブ&ボレー(サービスダッシュ)を成功させるコツを紹介します。

●相手の打つ瞬間をしっかりと見る

●目線の高さを変えない

●インパクトではラケットを止める

それぞれ解説していきます。

相手の打つ瞬間をしっかりと見る

ファーストボレーを打つ前にはバランスを整えるためにスプリットステップを踏む必要があります。

そのスプリットステップのリズムを合わせるためには相手の打つ瞬間を見ておかないといけませんよね。

しかし、自分のサーブが入っているのかどうかが気になってしまい、ボールを見てしまう方が少なくありません。

自分のボールを見ていると相手のショットに対する反応が遅れてしまい、ラケットセットが遅れやすくなります。

自分のサーブを打った後にチラッとコースだけ確認した後は、相手がフォアまたはバックで打つのか、いい体勢なのか悪い体勢なのかを見極めることに集中しましょう!

目線の高さを変えない

サーブ&ボレー成功のポイント2つめはサーブを打ったあとからファーストボレーまで目線を上下に変えないことです。

ローボレーだろうがハイボレーだろうが体を高さは極力キープした状態にしましょう。

サーブ後一度目線が上がってからボレーのスプリットステップをしてしまうと目線の高さが変わってしまうため、正しくボールを捉えることがむずかしくなります。

ここの目線の高さもしくはおへその高さを変えないようにするだけでもバランスが良くなるので、正確にインパクトできない方は取り入れていきましょう。

インパクトではラケットを止める

最後はファーストボレーのポイントですが、インパクト時にグリップを強く握ってラケット止める意識を持ちましょう。

ボレーのインパクトでよくあるのが、インパクト時に手首の力が抜けてしまいラケットヘッドが下がってボールが浮いてしまうことです。

これを防ぐためにもインパクト時はラケットを握りましょう!

しっかり止めるとことによって正確にインパクトしやすくなり、ラケットがボールに負けにくくなるのであまり浮きません。

もちろんあまりにもチャンスボールや緩いボールであればある程度はフォロースルーをしても問題ありませんが、基本的には止めるようにしましょうね!

サーブ&ボレーの注意点

注意点

最後にサーブ&ボレーの注意点を紹介します。

●サーブを工夫して優位に立つこと

●急ぎすぎないこと

それぞれ解説していきます。

サーブを工夫して優位に立つこと

ファーストボレーを楽にするためにはある程度サーブで優位に立つ必要があります。

しかし、そこでただサーブを入れるだけになってしまうとリターンで叩かれてしまう危険性があります。

そのため、叩かれないように工夫しましょう!

ポイントはこの2つです。

●コースを狙う:センター・ボディ・ワイド

●球種を打ち分ける:フラット・スライス・スピン

サーブの球威がなくても3つの球種コントロール力を身に着けるだけで相手に的を絞らせない効果的なサーブを打つことが出来ます。

サーブはあまり練習する機会がないショットですので、意図的に練習するようにしましょう!

また、試合では相手がどのコースのどの球種が苦手なのかを理解できるとよりファーストボレーが楽になったりリターンミスを誘えますよ!

急ぎすぎないこと

サーブ&ボレーをするときに一番やりがちなことはサーブを打った後に急いでネットへ詰めていくことです。

その結果、相手の打つタイミングとスプリットステップが合わず振り遅れたりしてしまいます。

大切なのは自分が良い状態でボレーをすることですので、慌てずに相手を観察しながら詰めていくようにしてくださいね。

サービスライン上付近でスプリットステップを踏まないといけないということはなく、ファーストボレーを打った後にサービスラインを超えることが出来れば平行陣の完成です。

目的は平行陣を作って相手にプレッシャーをかけることだということを忘れないようにしましょう!

まとめ:サーブ&ボレーで平行陣を作ろう!

まとめ

今回紹介したサーブ&ボレーについてまとめていきます。

  1. サーブ&ボレーの優位性
  2. サーブ&ボレーを成功させるコツ
    1. 相手の打つ瞬間をしっかりと見る
    2. 目線の高さを変えない
    3. インパクトではラケットを止める
  3. サーブ&ボレーの注意点
    1. サーブを工夫して優位に立つこと
    2. 急ぎすぎないこと

まずはサーブ&ボレーの優位性に関して紹介しました。

積極的に前に詰めていくことで、相手にプレッシャーを与えリターンミスを誘うことができます。

これを後衛でステイしてしまうと相手は無理してリターンをする必要がなく、クロスにロブを上げれば、なんなくリターンを返すことが出来ます。

それを封じてしまうのもサーブ&ボレーの特徴の一つですね!

次にサーブ&ボレーのコツを注意点を紹介しました。

コツはこの3点です。

相手の打つ瞬間をしっかり見る
目線の高さを変えない
インパクトではラケットを止める

これらができないとファーストボレーの成功率が下がってしまいますので、しっかりと意識して練習しましょう!

また、注意点に関しても紹介しました。

サーブを工夫して優位に立つこと
急ぎすぎないこと

サーブのコースと球種を工夫することで、相手に的を絞らせずミスを誘いやすくなります。

スライスしか打てないとなると、パターンが少なくなってしまいリターンで叩かれてしまう可能性があります。

サーブはスピードよりも球種とコントロールで十分戦えますので、どんどん磨いていきましょう!

そして、焦らず丁寧にボレーするためにバランスよくネットに詰めていくようにしてくださいね。

鉄壁の平行陣を作って相手にどんどんプレッシャーをかけてポイント取得率をあげていきましょう!

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