●ボレーが苦手でネット前にいきたくない
●ボレーを練習しても全然上手くならない
ボレーって簡単そうで意外と難しいんですよね…
でも、ボレーができないとテニスはポイントを取るのが難しくもあります。
シングルスでもダブルスでも最後のフィニッシュはボレーで仕留めたいですよね。
そんな方のために学生時代はバリバリストローカーでボレーが苦手だった私が、ボレーヤーと言われるまでに意識した上達するコツ3つを紹介します。
この記事を参考にすれば苦手なボレーが上達しますので、是非一緒に取り組んでいきましょう!
ボレーを苦手な人がやりがちなこと
まずは苦手な人がやりがちなことを紹介していきます。
これに該当していたら修正していきましょう!
●体全体を横に向ける
●グリップを強く握る
●インパクト後にラケットがぶれてしまう
●ラケットでボールを飛ばそうとする
体全体を横に向ける
ボレーはあまり体を横に向けてはいけなことをご存知でしょうか?
体を横に向けようとして軸足を後ろに引いて体を横に向ける方が多いです。
これをしてしまうと後ろ体重になってしまい、相手のボールに負けやすくなってしまいます。
相手のボールに負けたくないので、軸足はボールに向かって出すようにしましょう!
そうすると下半身は前向き、上半身はターンして少し横を向いた状態が作れます。
そのまま余裕があれば、踏み込んでボールに力を伝えても良いですし、余裕がなければ踏み込まずにボレーしてもOKです!
軸足は極力ボールに向かって出すように心がけましょう!
グリップを強く握る
苦手なショットを打つ時って緊張からグリップを握ってしまいがちになります。
レディーポジションからグリップをずっと握ってしまうと、インパクトで力が抜けてしまいボールを抑えることが難しくなってしまいます。
また、グリップを握りすぎてしまうと手と肩は連動しているので、肩も上がりやすくなってしまいます。
肩が上がると良いことはないので、レディーポジションの時に意識的に利き手の握りをほどいてあげましょう!
そうすると反応も良くなるし、正確にラケットセットもしやすくなるのでおすすめですよ!
インパクト後にラケットがぶれてしまう
これは芯を外しているがために起こることもありますが、インパクト時に力が抜けてしまっている場合もあります。
グリップを強く握りすぎていることにもつながります。
また、手首のコックをほどけてしまっているケースも考えられます。
フォアボレーでもバックボレーでも一番力の入る手首のインパクトの形をキープしておかないといけません。
これはある程度筋力が必要なことではありますが、ボレーには欠かせないことですので心当たりのある方はストレッチと筋トレを少し取り入れてみましょう!
筋肉が足らない状態でボレーしすぎると手首や肘を痛める原因にもなりかねないので、十分に注意くださいね!
ラケットでボールを飛ばそうとする
ボレーをするときにスイングしたりして必要以上にラケットでボールを飛ばそうとしていないでしょうか?
ボレーはネット前で打つので、基本的に飛ばす必要はありません。
それよりもボールがアウトしないように抑えることが大切です!
なので、アウトが多い方はこの役割分担を覚えておきましょう!
☆ラケットの役割:ボールの飛びを抑える
☆フットワークの役割:ボールに飛ぶ力を加える
ここを正しく理解しておくとボレーはとても安定しますよ!
ボレーで欠かせないポイント3選
次はボレーで欠かせないポイントを3つ紹介していきます。
そのポイント3つはこちらです。
●肘のセット
●ボールを呼び込む意識
●おへその高さを変えない
順番に解説していきますね!
肘のセット
ボレーで欠かせないポイント一つ目は肘のセットです。
先ほどグリップを強く握る人ほど肩が上がりやすくなるとお伝えしました。
それでは肩に力が入りすぎないようにするためにはどうすればいいでしょうか?
それは肘をセットすることです。
体は手と肩が連動しており、肘と肩甲骨が連動しています。
そのため肘をおへその前にセットするようにしましょう!
肘を前に出せば肩甲骨が開くので、肩が上がりにくくなります。
そして、セット位置からラケットが体の後ろにいくことができず、コンパクトにラケットをセットすることが可能です。
ラケットを引いてしまって打点が遅れがちな人は是非チャレンジしてみましょう!
ボールを呼び込む意識
ボレーで欠かせないポイント2つ目はボールを打点まで呼び込む意識です。
ボレーは打点の位置付近にラケットをセットしますよね?
ということは待っていればラケットとボールはコンタクトし、相手方向にボールは飛んでいきます。
しかし、ここで呼び込むことでできず、自分からボールを迎えにいってしまうと
・バランスを崩す
・打点がズレる
・スイートスポットを外す(がしゃる)
ということが起きてしまいます。
ボール突きをするときにラケットは落ちてくるボールの軌道上で待ってますよね?
ボレーもそれと全く同じです。
肘をボールの高さにセットした後は、飛んでくるまでしっかりと待ちましょう!
まずは正確にインパクトすることが最優先事項ですよ!
おへその高さを変えない
3つ目はレディーポジションからインパクトまでおへその位置を変えないことです。
これはおへその位置を変えないことで、目線が安定し正確にインパクトをしやすくなります。
特にハイボレーで体が伸びあがってしまうときが多く、ハイボレーで体が伸びてしまうとボールが抑えきれずアウトしやすくなります。
ハイボレーの時は体は下、腕は上をしっかりと意識していきましょう!
おすすめ練習方法
ボレーが上達する練習方法を2つ紹介します。
●ワントラップボレー
●ブライアンボレー
ワントラップボレー
ボレーボレーではありますが、相手から飛んできたボールを一度ラケットで上にトラップしてから返球するボレーボレーです。
~練習で上達するポイント~
●ボールを呼び込む感覚が身につく
●グリップの力を抜く感覚が身につく
ボレーに欠かせないこの2つの感覚を習得することができます。
慣れてくればフォアで止めてバックで返球やバックで止めてフォアで返球等、様々な方法でトラップして返球できるように遊びながら面感覚が身につくように練習してきましょう!
相手をつけてボレーボレーでも練習できますし、壁相手でもできるので苦手な方は是非やってみてくださいね!
ルーマニアンボレー
これはダブルスで有名なブライアン兄弟も練習で取り入れているボレーボレーです。
お互いサービスライン付近に立ち、右に左に動きながら行うボレーボレーです。
~練習で上達するポイント~
●ボールとの距離感
●ボールコントロール力
少し難易度が高かいですが、ボールとの距離感を覚えるには最適な練習方法です。
最初は反面からでも良いので、ゆっくりなスピードで取り組んでみましょう!
ポーチ時の距離が調整できたり、動きながらのボールコントロール力が身につくと、ポイント獲得率がかなりあがりますよ!
まとめ:ボレーのコツをつかんで上達しよう!
それでは今日紹介したことをまとめていきます。
- ボレーを苦手な人がやりがちなこと
- 体全体を横に向ける
- グリップを強く握る
- インパクト後にラケットがぶれてしまう
- ラケットでボールを飛ばそうとする
- ボレーで欠かせないポイント3選
- 肘のセット
- ボールを呼び込む意識
- おへその高さを変えない
- おすすめ練習方法
- ワントラップボレー
- ルーマニアンボレー
まずはボレーが苦手な人がやりがちなことを紹介しました。
・体全体を横に向けたり
・グリップを握りすぎたり
・インパクト後にラケットがブレてしまったり
・ラケットのスイングで飛距離を出そうとしたり。
これらは良くありませんので、しっかりと各セクションでしたアドバイスを元に練習していきましょう!
また、ボレーが上達する3つのコツをご紹介しました。
・肘でラケットセットする
・ボールを呼び込む意識が大切
・おへのその位置を変えない
これらはとても大切なことですので、しっかりと身に着けてくださいね!
この3つを意識することでボレーは確実にレベルアップしていきます。
また、ボレーのコントロールが苦手な方やリズムがうまくつかめない方はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
今回の記事があなたの役に立てれば幸いです。
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