・テニスを始めたばかりでテニスのルールがわからない。
・初めて大会に出るけど、一連の流れがわからないから不安。
このような悩みはないでしょうか?
新しい競技を始めて、まず大変なことって技術の習得もそうですけど、ルールを覚えることですよね。
技術は練習していればある程度どうにかなりますが、ルールは覚えようとしないと本当に覚えられません。
そんな方のために試合の一連の流れを画像付きでわかりやすく簡潔に解説しています。
一度で覚えることは難しいと思いますが、何度もこの記事を読み返してもらったり、印刷してかばんに忍ばせておくでもOKです。
テニスを始めてくれたあなたの少しでも役に立てれば幸いです。
それではいきましょう!
試合前のウォーミングアップ
まずは試合前のウォーミングアップから確認していきましょう!
一般の試合ではサーブ練習4本というのが基本的に用いられているルールとなります。
☆サーブを打つ時
デュースサイド2本、アドバンテージサイド2本の合計4本サーブ練習をしましょう!
☆リターンを打つ時
相手が打ってきたボールをサーブ側に返してあげましょう!
サーブ練習をするときのポイントとして、いきなり思いっ切り打つとケガをする危険があるので、
ゆっくりサーブの感覚を確かめながら大きく体を動かして打ちましょう!
緊張すると体が縮こまってしまうので、それを防ぐのが狙いです。
サーブ権の決め方
それではサーブ練習が終わりどちらからサーブするのか、リターンをするのかを選んでいきます。
どちらが決めるかはコイントスの要領で、ラケットのグリップエンドについているメーカーのロゴを使います。
自分が使用しているラケットメーカーのロゴの正しい向きを理解しておきましょう!
表と裏には3種類ほど言い方があるので、確認しておきましょう!
表 | 裏 |
---|---|
・表 ・スムース ・アップ | ・裏 ・ラフ ・ダウン |
この3種類を理解しておけば問題ありません。
選択権が自分にあるときの選択肢と選ぶときのポイントを紹介します!
選択肢 | ポイント |
---|---|
サーブ | 基本的にはサーブの方がポイントを取りやすいとされています。 一般の大会では6ゲーム先取というルールの場合もあり、その際はゲームカウント5-5のときに自分たちにサーブが回ってくるので、有利になる。 |
リターン | まだ体が温まっていないときは、リターンを選ぶこともあります。 サーブをブレークされると負ける可能性が高くなるので、そうならないために相手のサービスゲームで少し体をほぐす目的で選びます。 もしくはリターンが得意な場合。 |
コートサイド | サーブを打つときになるべく太陽の光で眩しくない方で打ちたいときに選びます。 |
1セットマッチの流れとポイントの数え方
次に実際に試合が始まったときの流れやポイントの数え方等を確認していきましょう!
1セットマッチは何ゲーム取ればいいの?
一般の試合で良く行われるのが1セットマッチというルールです。
1セットマッチは6ゲームを先に取れば勝ちとなります。
しかし、ゲームカウントが5-5になった場合は6-5で終わりにはならず下記流れとなります。
この流れは覚えておきましょう!
そしてタイブレークマッチというものがありますが、ゲームカウント6-6になったときは少し違ったルールになります。
これがややこしいのですが、何度がやっているうちにわかるようになるので頑張りましょう!
これがタイブレークの流れとなります。
シングルスの場合も同じ流れとなりますので、よく覚えておきましょう!
すぐに覚えれないと思いますので、この画像を印刷してかばんに忍ばせておくと安心ですよ!
1ゲームは何ポイント?数え方は?
ゲームの流れを把握したとこで、次は1ゲームの流れを覚えましょう!
テニスのカウントの呼び方は下記となります。
1ゲーム=4ポイント
0:ラブ
15:フィフィテーン
30:サーティ
40:フォーティ
カウントのコールはサーブ側から行います。
下の例題を確認しましょう!
●例1
サーブ側が1ポイント、リターン側が0ポイント
→15-0(フィフィテーン、ラブ)
●例2
サーブ側が2ポイント、リターン側が3ポイント
→30-40(サーティ、フォーティ)
●例3
サーブ側が1ポイント、リターン側が1ポイント
→15-15(フィフィテーン、オール)
●例4
サーブ側が2ポイント、リターン側が2ポイント
→30-30(サーティ、オール)
例3と例4の同じポイントの場合に【フィフィテーン、フィフィテーン】や【サーティ、サーティ】とコールするのが言いにくいのと聞き取りづらいので、【オール】という言葉で表しています。
また、40-40の時はすこし特殊になります。
呼び方は2パターンあり【フォーティ、オール】【デュース】となります。
その違いは試合のルールでデュースがありかどうかとなります。
●デュースありの場合
・呼び方:デュース
・どちらかが2点連取するまで終わりません。
・アドバンテージサイドでのコールの仕方:
サーブが取った場合→アドバンテージサーバー
レシーバーが取った場合→アドバンテージレシーバー
●デュースなしの場合
・呼び方:フォーティ、オール
・リターン側がデュースサイドでリターンするかアドバンテージサイドでリターンをするか選ぶことができます。そのポイントを取った方がゲーム取得となります。
少しややこしいですが、大会のルールを確認し、両方の流れを覚えておきましょう!
一生懸命プレーしているとゲームカウントやポイントがわからなくなることが多々あります。
そして、ここが一番もめる部分でもあります。
サーバーが相手に聞こえるようにポイントを都度コールしてあげる必要がありますが、それでもわからなくなる時もあります。
そんなポイントを忘れてしまうのが、審判な方はこちらを活用してみてください。
この商品は振動止めとスコアカウンターが一つになった商品です。
ポイントごとにしっかりと記録しておけば忘れることはないので、不安な方は是非活用してみてくださいね!
サーブの順番は
ダブルスにおけるサーブの順番はまずラケットトスで決めたサーブ権からペアのどちらから打つかを決めます。
1ゲームごとにサーブを交代していきます。
試合毎にサーブの順番やリターンの位置は変えても大丈夫ですので、都度ペアと相談して決めてくださいね!
コートチェンジはどのタイミング?
コートチェンジは奇数ゲームが終了した時点で行われます。
コートチェンジのときに水分補給や椅子に座って休憩してもOKですが、公式ルール上は90秒以内となっております。
一般の試合でそこまで厳しく言われることはないかと思いますが、長すぎると相手から言われかねないので注意してくださいね!
また、1ゲーム目終了時のコートチェンジのときだけ椅子に座ってはいけませんので、水分補給だけ行いコートチェンジをしましょう!
セルフジャッジとは?
一般の大会ではセルフジャッジというルールで行われます。
プロの大会では審判や線審がジャッジしてくれますが、一般の試合では審判がつくことはほとんどありません。
そこでセルフジャッジというルールが適応され、コートにボールが入っているかどうかを自分たちで判断します。
一生懸命やっていると判断が難しい時もあると思いますが、暗黙のルールとして【疑わしきはIN】というものがあります。
基本的にボールは入っていると思っている状態でアウトとわかるボールだけコールしましょう!
オムニコートだとボールの跡が残るので、打った後にそれを判断してコールするでも大丈夫ですよ!
また、リターンするときにサーブが入っているかどうかわかりにくいときもあると思います。
そんな時は前衛で構えているペアが判断してあげましょう!
前衛の方がより近いところで見れるので、ジャッジも正確にできますよ!
試合終了後は?
試合終了後は相手を握手をしてコートを出ます。
勝ったペアが大会本部にボールを持って結果を報告しにいきましょう!
その後は次の試合が入るまで待機となるので、ストレッチをする等して次の戦いに備えてくださいね!
まとめ:試合の基本的な流れを覚えよう!
それでは今回紹介した試合の基本的な流れをまとめていきます。
- 試合前のウォーミングアップ
- サーブ権の決め方
- 1セットマッチの流れとポイントの数え方
- 1セットマッチは何ゲーム取ればいいの?
- 1ゲームは何ポイント?数え方は?
- サーブの順番は
- コートチェンジはどのタイミング?
- セルフジャッジとは?
- 試合終了後は?
テニスのルールは慣れるまで覚えるのが大変だと思います。
ゲームカウントを覚えておかないといけないし、ポイントも覚えておかないといけないし・・・。
一生懸命プレーしているとほんとに忘れてしまうので、悩ましいところです。
こればかりは場数をこなして体で覚えていくほうが簡単だと思いますので、基本的な試合の流れを理解できれば、練習マッチをたくさんしていきましょう!
このブログでは市民大会で勝つためのコツを紹介していますので、他の記事もよかったら参考にしてみてくださいね!
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