テニスの試合って本当にむずかしいよね。
全然練習通りにできないんだもん。
確かにそうじゃな。
試合で練習通りのプレーができるときはすごく稀じゃからな。
どうにかして練習通りの実力に近づけないかな?
それじゃあ実力が発揮できないときのよくあるパターンと対処法を紹介するからよく聞くんじゃぞ。
みなさんも試合で練習通りのプレーが出来ればと思ったこと何度もあるのではないでしょうか?
確かにそれができればどれだけいいプレーができることかと思います。
今回、実力が発揮できないよくあるパターンとその対処法を紹介します。
~この記事でわかること~
☆緊張や集中力の欠如:本当の力を発揮するためには?
☆すべきことの優先順位をつけよう:あれもこれもを同時にやろうとしていませんか?
☆逆転負けしてしまう:試合中に試合結果を考えていませんか?
少しでも実力を発揮できるように対処法を確認していきましょう!
緊張や集中力の欠如:本当の力を発揮するためには?
緊張や集中力が欠けると本来の力は発揮しずらくなるから、その原因と対策を考えていくぞ。
☆なぜ緊張してしまうのか?
☆緊張と集中の関係
☆緊張とはどうやって向き合えばいいのか
なぜ緊張してしまうのか?
緊張とはどのようなものなのでしょうか?
緊張(きんちょう)とは、体や心が張り詰めた状態にあること。
引用元:Wikipedia
緊張してしまうと体が固くなったり、心拍数が速くなり、心に余裕がなくなってしまいます。
緊張の主な原因は下記があげられます。
☆負けたらどうしようというプレッシャー
☆たくさん練習してきたからこそ自分ならできるという過度な自分への期待
これは周りや自分への過度な期待に対して応えることができなかったらどうしようというものです。
まずは、【自分が緊張しているかどうか】【なぜ緊張しているか】を理解しその状況を肯定してあげましょう!
緊張と集中の関係
なぜ緊張するかが分かったところで、それがどのように集中力と関係しているのか紹介するぞ。
緊張と集中はテニスの試合において密接な関係があります。
緊張>集中の場合
緊張が高まると、集中力が散漫になり、本来の力を発揮することが難しくなります。
緊張が強すぎると、身体の緊張や動きの硬さが現れ、テクニックや判断力が鈍ってしまいプレーの質が低下する恐れがあります。
緊張<集中の場合
集中力を高めることで緊張をコントロールし、プレーに集中することができます。
集中力が高まると、周囲の騒音やプレッシャーに左右されずに、自身のプレースタイルや戦術に集中できます。
正確な判断や適切なタイミングでのプレーが可能となり、実力を最大限に発揮することができるでしょう。
緊張と集中は相互に影響し合うため、バランスが重要です。
緊張しすぎると集中力が低下し、逆に緊張が足りないと集中力が散漫になることがあります。
緊張は決して悪いものではなく、集中するための一歩手前ということを理解しておきましょう!
緊張とどうやって向き合えばいいのか
それではどうやって緊張と向きえばいいか紹介していくぞ!
・まず自分が緊張していると認めることが大事!
・緊張しているときは呼吸が速くなっているので、ゆっくり深呼吸をして心拍数を落ち着かせる。
・自分なりのリラックス方法を見つけておく。
試合前の緊張しているときに一番やってはいけないのは、自分は緊張していないと思い込ませることです。
自分にウソをついて抑え込もうとすると、その場では少し楽になるかもしれませんが、根本的解決にはなっていないので、試合の中盤や終盤に倍になって緊張が押し寄せてくることが多いです。
試合中に更なる緊張に襲われてしまうと、試合前のようにウソをついて蓋をすることができなくなり、プレーの質が下がっていく一方です。
こうならないためにも、ウソをついて蓋をするのは避けてくださいね!
緊張した時は心拍数を抑えるために深呼吸をしたり、ストレッチをしたり、軽くジョギングをして自分を落ち着かせましょう!
自分なりのリラックス方法を日頃から探しておき、自分で少し声に出してポジティブな言葉をかけてあげると緊張とほぐすことができますよ!
緊張のメカニズムはこういうことだったんだね。
緊張の根本的な原因は先に紹介した【負けたらどうしよう】というわかるはずのない未来を心配してしまっていることが多いぞ。
未来を心配しても無駄じゃから、今にフォーカスしてできることを精一杯やるのじゃぞ。
すべきことの優先順位をつけよう:あれもこれもを同時にやろうとしていませんか?
次は練習で自分の課題をたくさん練習してきた結果あれもこれも
やろうとしてきたパターンじゃな。
試合での課題を見つけ、サーブ、ストローク、ボレーといろいろ取り組んで練習してきたけど、次の試合ではあれもこれもをやろうとしすぎて何もできないパターンです。
皆さんもこのような経験はあるのではないでしょうか?
・ストロークのミスが多かったから、ストロークのフォームをコンパクトにしようと取り組む。
・ボレーのミスが多かったからコンパクトな打点を前にする練習をした。
・ロブをテクニックを磨くために練習に取り組んだ。
試合の課題を見つけそれに取り組むことは素晴らしいですが、一般プレーヤーが少ない練習時間でこれらをすべて改善させようとすることは時間的にかなり無理があります。
結果的に試合ではあれもこれもの課題をやろうとしても上手くいかず、むちゃくちゃになり集中力を欠いてしまいます。
これではせっかく課題を見つけ取り組んだのに本末転倒ですよね。
試合で勝っていく人は自分が試合で勝つための優先順位をしっかりと決めています。
できることだけにフォーカスし、できることの中からするべきことをの優先順位をつけましょう!
また、課題に取り組むのは一つずつで十分です。
今、自分が試合で勝つために一番必要かつできないことを集中して取り組んでいきましょう!
それだけでも十分にレベルアップしていけますよ!
一つ一つ自分にとって大切なことをクリアしていくことが大切なんだね!
逆転負けしてしまう:試合中に試合結果を考えていませんか?
逆転負けをしてしまったことは誰もが経験したことがあるじゃろう。
それはなぜかを紹介していくぞ。
一般の試合では1セットマッチがほとんどですが、よくある逆転劇は5-2のこちらのサーブをキープできなかったときですね。
この状態だとサービスゲームを1ゲームでもキープすれば勝ちなのに意外とポイントが取れず、そのままずるずると時間は流れ気づけば5-5になっていたり、5-7で負けてしまったりなんてこともよくある話です。
これはあと1ゲーム取れば終わりというゴールを見てしまっているからです。
勝っている方はあと1ゲーム取れば勝ちと気を抜いてしまいます。
負けている方はもう後がないので開き直り「一本一本しっかりとプレーしていこう!」「悔いの残らなように頑張ろう」という気持ちになり、1ポイント単位で集中しやすくなります。
その結果、勝っている方は気を抜いているためミスが増え、
負けている方はミスも減り、エースも増え勢いに乗っていきます。
結果、大逆転で負けてたペアが勝つことは誰もが経験しているでしょう。
そうならないためにも、結果は見ずに1ポイント単位で集中するように練習から意識しましょう!
特に試合では5-2、4-1のときにもう一度ふんどしを締めなおせるかが勝利へのカギとなりますよ!
まとめ:本来の力を発揮するための心構え
今日伝えたことのまとめをしていくぞ。
☆緊張や集中力の欠如:本当の力を発揮するためには?
・なぜ緊張してしまうのか?
・緊張と集中の関係
・緊張とどうやって向き合えばいいのか
☆すべきことの優先順位をつけよう:あれもこれもを同時にやろうとしていませんか?
☆逆転負けしてしまう:試合中に試合結果を考えていませんか?
スポーツはメンタルがとても大切になってきます。
とくにテニスはシングルスやダブルスであってもほぼ個人競技になるので、個人が実力を発揮できるかとても重要になります。
スポーツには心・技・体と言われるほど心(メンタル)は重要な要素を占めていますので、正しく理解し向き合わないとせっかく練習してきたことが水の泡になるかもしれません。
緊張と上手く向き合い、今にフォーカスすることで、日頃の練習の成果を発揮しやすくなりますので、是非参考にしてみてくださいね。
しかし、どれだけメンタルコントロールを学んでもケアができておらず体調が万全でなければ意味がありません。
コート外のケアで大切なことはこちらにまとめていますので、一度確認してみてくださいね!
睡眠や食事にもしっかりと気を配ってくださいね。
今日でメンタルことに関して少しは理解してもらたかの。
メンタルは本当に大切じゃから他にもメンタルに関して伝えていくので、是非チェックしてみくれ!
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