サーブをもっと良くしてサービスエースを取ったりしてみたいんだけどできるかな?
確かにそれは可能じゃが、テニ太の今のサーブの打ち方じゃと厳しいぞ。
えっ⁉そうなの⁉
じゃあ僕はどうしたらいいの?
入れるだけのサーブ(羽子板サーブ)をやめて回転系のサーブを覚えていくのじゃ。
今回は回転系のサーブでもチャレンジしやすいスライスサーブに関して伝えていくぞ。
みなさんはサーブが得意でしょうか?
男性の方だと力はあるけど制御が効かないであったり、女性の方だと強く打てない等があると思います。
自身がないと入れるだけのサーブ(羽子板サーブ)になり簡単に返されてしまうので、どうしてもラリーをしないといけなくなります。
ですが、サーブが良くなると試合で勝つ確率がかなり上がります。
なぜなら、サービスエースが取れるかもしれないし、リターンミスをたくさん誘えるかもしれないし、ダブルフォルトが減ったりします。
試合で勝つ人はこの3要素を持ち合わせています!
なので、皆さんもこの要素を獲得すべくまずはスライスサーブから習得しきましょう!
~この記事でわかること~
☆なぜ羽子板サーブが良くないのか
☆C級優勝に大切なスライスサーブを習得しよう!
☆家でもできるサーブ練習法を紹介!
今やっていることから変えようとすると、最初はできないので楽しくないかもしれません。
でも、テニスは生涯スポーツでこれから先何年も続けるなら、取り組む価値はあります!
この記事を読んで少しでもスライスサーブを習得してくださいね!
なぜ羽子板サーブが良くないのか
なぜ羽子板サーブが良くないのか紹介していくぞ。
☆距離のコントロールが力加減になってしまう
☆ボールが変化しないので返しやすい
☆今以上の成長が見込めない
距離のコントロールが力加減になってしまう
羽子板サーブの特徴としてラケットの振る力を弱くして入れないといけません。
これがどれだけ難しいかわかるでしょうか?
例えば握力測定で最大40kgだとするときに20kgや27kgで握らないといけないイメージです。
何度もトライをしていればある程度の力加減は習得できますが、緊張した場面や疲れているときにも同じような感覚にしないといけないのでかなり困難です。
ダブルフォルトが多くなってしまうと相手にポイントをプレゼントすることになるので、
それでは勝つことが難しいですよね。
ボールが変化しないので返しやすい
羽子板サーブはボールの飛ぶ方向と振る方向が同じになるのであまり回転がかかりません。
変化があまりないサーブは素直に相手に向かって飛んでいくので、相手としてはとても返しやすいサーブです。
ダブルスではサーブ力とリターン力がかなり重要になりますが、これだとサーブで有利になることは難しいですよね。
今以上の成長が見込めない
羽子板サーブはさっきお伝えしたように力加減でボールを真っ直ぐに飛ばします。
それだとプロがやっているような、ドカンと一発の【速いフラットサーブ】や大谷翔平選手のスライダーのような【鋭く曲がるスライスサーブ】、越前リョーマのような【とても跳ねるスピンサーブ】はいつまで経っても打てることはありません。
テニスは生涯スポーツで40歳から始めた方でも75歳までプレーすると35年もすることになるのです。
35年もするのにずっと同じサーブは少し寂しいですよね。
長いことプレーするのですから、少しでも成長できる方向に進んでいきましょう!
確かに35年もプレーしてサーブが成長しないのはさみしいよね。
僕も少しでも成長できるように変化していくよ!
自分も変わりたいと思った人だけこの先に進んでくれ!
このままでいい!って思った人はこのページを閉じてもらって構わんぞ。
C級優勝に大切なスライスサーブを習得しよう!
それでは変わりたいと思ったあなたのために全力で伝えていくから
しっかりとついてきてくれ。
それではスライスサーブを打つときのポイントを紹介するぞ。
☆グリップはゆっくりと変えていけばOK
☆飛ぶ方向と振る方向が異なることを理解しよう!
☆ボールは少し山なりの軌道が正解!
グリップはゆっくりと変えていけばOK
グリップはコンチネンタルグリップ(包丁持ち)がおススメ!
難しい人はフォアハンドイースタングリップでもOK!
羽子板サーブで打っていた人はフォアハンドストロークの持ち方で打っていた人が多いのではないでしょうか?
これでも打てないことはないのですが、手首の柔らかさが使えず痛めてしまうこともあります。
グリップは少しずつで良いので、変えていきましょう!
飛ぶ方向と振る方向が異なることを理解しよう!
では、なぜコンチネンタルグリップが必要かというと、ボールが飛ぶ方向と振る方向を自由自在に変えることができるからです!
プロネーションという動きを聞いたことがあるかと思いますが、
コンチネンタルグリップで打つためにはその動きが必須となります。
プロネーションをわかりやすく説明してくれている動画がありますので、紹介します。
この動画ではプロネーションの基本的な部分とケガを予防するためのポイントを伝えてくれていますので、基礎として理解してもらえればと思います。
スライスサーブを打つために必要なことがボールを飛ばす方向と振る方向を変える必要があります。
右側のスライスサーブのだと面が斜めに入っているので、ボールが回転していきますよね。
それではこれをコートに収めるために下記のような方法で微調整をしてください。
面の向きはそのままでスイングする方向を変えます。
そうするとボールの打ち出し方向が安定するので、自信をもってスイングすることができます。
この時に注意が必要なのが体の向きと振る方向は必ず同じになるので、体をしっかりと斜め前に向けたままにしないといけないということです。
打つときにボールから目を離し、打ちたい方向を見てしまうと体が前を向きやすくなってしまいますので、サーブを打つ時は最後までボールを見るようにしましょう!
ボールは少し山なりの軌道が正解!
サーブは打ちおろして入れるためには打点の高さが3mほど必要というのはご存知でしょうか?
そうなるとラケットの長さを考えても身長は190cm~2mぐらい必要になってきます。
日本人の平均身長は171cmと言われていますので、打ちおろすことは夢のまた夢ですね。
サーブは少し上に向かって打つイメージを忘れてはいけません。
フラットサーブであっても必ず少し上に打つイメージが大切です。
少し上に打つためにはボールにコンタクトするまでのときに上への力を加えて回転をかけて落としていきます。
当たってから力を入れてしますとボールの高さが出にくくなるので、注意してくださいね!
サーブでかっこよくノータッチエースを決めたいって気持ちで力んでしまうこともあるが、勝つためにはなるべく避けよう!
目的はポイントを取ることじゃからそこを見失わないようにな!
家でもできるサーブ練習法を紹介!
スクールでもサークルでもサーブにだけ集中してやることは、なかなかないのではないのではなかろうか。
どうしてもサーブ練習をする機会が少ないから上達するのも難しいショットじゃ。
じゃから家でもできる練習を紹介するぞ!
☆シャドウピッチングの要領でタオルで素振り
☆トスアップの練習
☆回転を掴むボール付き
シャドウピッチングの要領でタオルで素振り
これは腕をしなやかに使う練習です。
スポーツタオルの先を団子結びし、スイートスポットに位置に団子が来るようにしましょう。
それをラケットと思って素振りしましょう。
そうすることによりより実践に近い状態で練習することが出来ます。
腕をしなやかに動かさないと先端の団子部分が上手く動いてくれないので、良い練習になりますよ。
それができる方は団子を解放して普通のタオルの状態で振ってみましょう。
先端の重りがなくなる分、よりスムーズに振りにくくなります。
その状態で、フラットサーブ、スライスサーブを打ち分けるようにしてみましょう!
スイングの方向、体の向き、顔の向きには十分注意してくださいね!
トスアップの練習
正確に打点に対してトスをあげれるようにしましょう!
トスがブレてしまうとスイングがズレてしまうので、サーブの生命線といっても過言ではありません。
練習方法としては、座った状態でラケットを打点にあげ、そこに対してトスアップの練習をしましょう!
トスアップするときに、肘や手首はなるべく使わず、肩で上げるようにしましょう。
ポイント:手のひらの向きが正しく上げたい方向を向いているかチェックしてくださいね。
家では難しいかもしれませんが、理想は体の動きと連動してトスアップできることが理想です。
フェデラーのトスアップの画像ですが、リリースポイントがかなり高いのがわかるでしょうか?
このリリースポイントが打点に対して近い方が正確にトスしやすくなります。
肩の高さでリリースしてしまうと、トスがブレやすくなるので注意しましょう!
回転を掴むボール付き
最後は回転をかけるための感覚の練習です。
コンチネンタルグリップのまま回転をかけるボール付きを行ってください。
このときに縦ガットでしっかりとこすれている感覚を感じよう!
このボール付きで縦ガットでこすれている感覚が身につくと、サーブでもかなり活きてきます!
その中で、ボールの高低差を意識的にコントロールできるようになると素晴らしいです!
本当はコートで何球も打つことができれば理想ですが、コートがなかなか取れなかったりすると思いますので、できる範囲でできることをしましょう!
紹介した3つの練習だけでもかなり上達できるようになります。
サーブ練習は肩、肘、手首、腰に負担がかかるからケアだけは忘れるでないぞ。
ケア方法がわからない人は別で紹介しているから確認してみてくれ。
まとめ:羽子板サーブから回転系のサーブへ進化させよう!
今回師匠が伝えてくれたことをまとめるよ!
- なぜ羽子板サーブが良くないのか
- 距離のコントロールが力加減になってしまう
- ボールが変化しないので返しやすい
- 今以上の成長が見込めない
- C級優勝に大切なスライスサーブを習得しよう!
- グリップはゆっくりと変えていけばOK
- 飛ぶ方向と振る方向が異なることを理解しよう!
- ボールは少し山なりの軌道が正解!
- 家でもできるサーブ練習法を紹介!
- シャドウピッチングの要領でタオルで素振り
- トスアップの練習
- 回転を掴むボール付き
- まとめ:羽子板サーブから回転系のサーブへ進化させよう!
サーブはテニスで勝つためにかなり大切なショットの一つです。
相手がリターンミスするような回転系のサーブを打つことができれば試合をかなり有利に運ぶことができます。
エースを取る必要はないですし、無理にコースを狙わなくてOKです!
まずは、確率高くファーストサーブを入れることを意識してください。
自分のサーブに自信が持てたらセンター・ワイド・ボディの3方向を狙う練習をしていきましょう!
これからぼくもさらにサーブを良くするために、積極的に取り組んでいくよ!
その心意気はすばらしいの!
どうしても人は現状維持バイアスがかかるから、変化をあまり好まないのじゃ。
今までやってきたことの方が安心感があるから変わりたくないのは当然と言えば当然じゃな。
でも変化した人だけが新たなレベルへ行くことができるぞ!
テニスは生涯スポーツじゃからいつからでも上手くなれるし、年齢別の大会があるから、年齢を言い訳にやらない選択肢はないぞ!
人生で今が一番若いんじゃから始めるのに遅いはない!
これからの人生も、老化ではなく、一緒に進化しつづけようぞ!
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